2007年6月9日土曜日

重なる

 映画「県庁の星」を観た。今の私の状態とリンクする部分があり、いろいろ考えながら映画を観ていた。
 実験をする。結果の発生。それを文書でまとめ、口頭で報告する。検証して改善していく。まずそのサイクルが似ていると思った。いつも思い通りにことが運ぶ訳ではない。うまく行かないこともある。挫折する。組織、チームのあり方。そしてそのあり方、方向性を常に検討すべきではないか。上に立つ者が認めるか認めないかだということ。その重要性。地位と偏見。報告の方法。その場とそれ以外の場でのふるまい。自分が気付かないうちに組織の色に染まる。今まで積み上げてきたものがどこかへいってしまう。一度は考えておく必要がありそうだ。また、そんなことを考えたり、今の状態を私なりに客観的にみる機会ができてよかったと思う。
 映画ではさらっと短い時間でものを作り、文書にまとめ、改善できたように見えたが、実際は上辺だけでは分からない何倍もの作業時間、苦労や困難がある。その部分を忘れてはならない。

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