2006年6月8日木曜日

青色発光ダイオード

 今日は興味深い内容の授業がありました。製作が難しいとされていた青色発光ダイオードの開発者、中村修二さんについてでした。
 中村さんは徳島の大学で電気系の学科を卒業したのですが、化学関係の会社に就職しました。製品開発部門に配属されて、長年の経験と独自の作業過程によって青色発光ダイオードを開発しました。しかし、上司との対立等があり、今は外国の大学の先生をしています。

 この開発によって生じた問題は、発明の報奨金や特許技術の漏洩等で、裁判にまで発展したようです。企業の利益を追求するのか、発明者に相応の褒美を与えるのか…。これは何度も対立するであろう永遠の悩みです。

 

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