2006年6月20日火曜日

本の紹介①

 最近、図書館で借りた本にこんな風な一節がありました。

 「授業の有意を、自分の偏った、狭い範囲の考えで判断してしまっている。勉強しても意味がないと思うものでも、後になってその重要性が分かったり、他の分野とつながることがある。」

 私が日頃思っている内容もあって、面白かったです。いかにして今の大学生の姿が生まれたかを知るには、過去の大学生の生き方を知らなければならない。その辺りの記述を飛ばして読んでも大丈夫だと思います。
 つまらない、面白くない授業は誰にでもあるでしょう。でもちょっと視点を変えて、その授業を他の分野に置き換えて考えてみると何かが見えてくる・・・。しかし、必ずしもその考え方が当てはまる訳ではありません・・・。
 他にも現代特有の生き方の難しさ、大学教育への示唆などがあってふ~んと思う所がありました。

 もう少し詳しく知りたい方はこちら↓
 現代大学生論 ~ユニバーシティ・ブルーの風に揺れる~ 溝上慎一 著

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