2006年12月31日日曜日

退院日

 昨日は夜更かしをしたので、起きる時間は遅かったように思います。それでも6時半・・・。お早うございます。

 本日で入院生活が終わる。朝の診察が終われば、もう帰ってもいいということだったので、朝食後、帰りの身支度をしました。










写真139:12月31日朝食です。

 朝の診察で、手術後に発生しやすい網膜剥離の元となる小さな穴が発見されました。本日はたまたま手術をして下さった先生が診察の当番だったので、運がよかったです。術者でなければ分からないほどの小さな穴だそうです。
 朝の診察後、病院一階の外来まで移動。本日は31日なので病院は開いていません。外来はがらんとしていました。あたりを見渡しても誰も人がいない。そして薄暗い。寒い。先生が上着を羽織ってくるように言われた意味が分かりました。先生は燃えている方なので半袖でしたが・・・。
 入院初日に右眼に行った光を当てる簡単な手術をしました。・・・。グワッ!手術後なので目に麻酔をしてもどーんと痛みがありました・・・。我慢、我慢・・・。後で先生に聞いた話なのですが、この光を目に当てる手術で気を失ってしまう患者さんもいるそうなのです。私は辛うじて意識をつなぎ止めておくことができたのでしょうか・・・。この光を当てる手術最中は、黄色の明るい視野になり、もうどうにでもなれという風な気持ちになります・・・。早く終わってほしい・・・。私はほとんど何も言葉も発さず、意識も保てていたと記憶しています。

 治療が終わり、痛み止めの薬を支給してもらいました。同じ病室の人に挨拶をして、看護師さんにも挨拶をして家に帰りました。


 〈入院記録を書き終えて〉
 11月の後半に見え方がおかしいと気付いたのですが、学校等があり、冬休みに入ってからに病院に行こうと考えていました。今となってはもっと早く行っていればと思います。病院に行くのがもっと遅ければ失明の可能性もありました。しかしその場合、進級できたかどうか分かりません。冬休みの間に退院できたので結果的にはいい時期に入院できたと思います。ただ、もし治療してもどうにもならなかった場合や、治療経過が悪かった場合はこんなことを言っていられないと思います。何を犠牲にしても健康を第一に考えるべきだったんだろうか・・・。
 このブログをご覧になった方で目の見え方に気になるところがある方はすぐに大きな病院に行かれることをお勧めします。あと、目に何かものを当ててしまった、頭部に強い衝撃を当ててしまった、強度近視の方も一度は大きな病院に行って「眼底」検査(目の外から網膜の様子を見る検査。痛くありません。)されることをお勧めします。網膜剥離は50代の方と20代の方がなりやすいという統計が出ているそうです。若い人で、強度近視の方は気を付けて下さい。100人に1人の割合で強度近視の方は網膜剥離になる可能性があるそうです。目は一生使います。目が見えない世界を想像してみて下さい。目を大事にして下さい。体の異変に気付けるのは自分しかいません。自分の体を診てやって下さい。

 終わります。

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