2006年7月21日金曜日

ハウルの動く城

 いや~、面白かったです。バイトがあったのでTV放送をリアルタイムで見ることができませんでしたが、ばっちりビデオ予約しておきました。帰宅してからすぐにビデオを見ました。ワクワク。
 映画館で1度見てそれ以来だったのですが、内容は覚えていた方だと思います。約1年半振りですね。ここからひとつの法則を導く事ができます。

 「スタジオジブリの新作TV初放送は公開から約1年半後」

 ということは来週公開される「ゲド戦記」のTV初登場は2008年の2月あたりでしょうか。今のところ見に行く予定がないので、今後の楽しみに加えておきたいと思います。

 さてさて、「千と千尋の神隠し」の大ヒット後に公開された「ハウルの動く城」ですが、カナシイカナ、いろいろ見てみると、あまり評判がよろしくないようです・・・。
 でも私は面白い作品だと思います。映画の最初、題名の如く動く城が登場します。なんだこの映像は!と思いました。初っ端からすごい絵が、目の前に飛び込んできます。物語が進むと、美しい風景も出てきます。それにかわいらしいキャラクターも多数登場します。
 この映画には様々なテーマが内包されているので、話の筋を完全に理解しようとするのはとても難しいものがあります。疑問が残る部分もあって、何回も見たくなるようになっています。
 小さな子供たちは綺麗な絵やおかしな動きを見て、深く考えられる大人なら話の疑問点を自分なりに解釈したりして、物語を楽しむことができるのではないかと思います。

 人それぞれに、この映画の楽しみ方や捉え方があるがあると思うのですが、私はそれで良いと思います。面白かったり、理解できなかったり。そこで重要なのは、作り手側から発信されたものを受け止め、どう変化させていくかだと思うのです。作り手側の意図を考えていくことも良し。実際の行動に生かすも良し。また作品が面白くないと感じたら、それは自分には合わないものだったと確認もできます。
 ふと考えが浮かんだのですが、作品の中の違和感や疑問点は自分の中にないもの、未知のものと遭遇しているからだと思います。作り手側も作品を何度もチェックして違和感をなくしているはずですし、何か考えや意味があって物語や人の設定があるのですから。また制作者の話を聞いて、違和感や疑問の残る設定に納得することもあると思います。

 熱く書いてしまいました・・・。

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