2006年9月8日金曜日

修了検定

 自動車の仮免交付をかけた修了検定がありました。私は生協の学割を利用して教習を受けているので、検定料も安くなっていました。学生って、若いって素晴らしい・・・。
 検定の説明を受けて、検定コースの抽選をし、技能試験に臨みました。そんなに緊張はしませんでしたね。ありのままの自分の力をさらけ出しました。
 事故を起こすことなく、無事に技能検定終了。検定員の講評をいただきました。
 「運転が固いね。」
 「座席はもっと前にして、腕が少し曲がる程度にした方がいいです。」
 「次の試験の人に運転席を交代するときでもドアを閉めてね。」
あそこではこんなことに注意して運転をしなさいという指摘はありませんでした。よかった~。技能検定はバッチリの出来だったと思います。エンストも0でした!

 しかし・・・。物語はこれで終わらない。
 修了検定には学科の試験もあるのです。検定前の学科効果測定で良い結果が出ていたので、何とかなるだろうと思っていました。ところが・・・。
 何だ、この問題は・・・。どちらとも解釈できるじゃないか・・・。腹の立つ問題だ・・・。これはどっちだ・・・。自分の信ずるままに回答してみました。
 結果は・・・。ん?手帳が返ってきた!やった、合格だ!10人ほどの中で4人だけ?やっぱり私は優れている。
 「手帳を返した人は不合格です。」
 え~っ!!!教室内の勝者と敗者の空気が一転しました・・・。
 90点以上が合格で、私の成績は88点・・・。NOー!!!
 これが天国と地獄。
 落とし穴。
 見落としていた油断。
 1問の重み。
 人生の山と谷。
 気の緩み。
 過信。

 なぜだ・・・。私よりも下手な運転の人がいたじゃないか・・・。○か×は問題制作者のさじ加減じゃないか。万人が納得する問題をください。
 いや、こんな考え方はいけない。人を妬(ねた)んでいる。言い訳をしている。驕り高ぶる気持ちがあった。すべては自分が悪いんだ。何を言っても、嘆いても、結果は変わらない。「郷に入れば郷に従え。」
 そしてここで泣いてはいけない。泣いても何にもならない。要は考え方。
 分からない問題もあったので、自分の勉強が足りないんです。
 仮免の学科を落としたことで、最終の学科試験では気が引き締まります。
 敗者の気持ちを味わいました。
 何事も信じ過ぎてはいけない。後で裏切られたときに気持ちがさらに落ちます・・・。でも信じることは大切です。

 またひとつ経験ができました。でもさすがに凹みますね・・・。

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