2006年10月30日月曜日

プレゼンテーション②

 本日はいつもより早めに家を出て、発表資料の総仕上げに取り掛かりました。それにしてもこの日の朝はとても寒かった・・・。吐く息が白い・・・。分厚い服を着ていきました。もう冬はそこまで来ている。
 発表は午後からなので、3時間ほど資料修正の余裕がありました。今回は1週間という期間で目的設定・数値計算・得られたデータの視覚化・発表資料の作成を行いました。ですが、資料内容を高いレベルまで考え、練り上げる時間が十分に確保できませんでした。特にデータの視覚化に大幅な時間がかかりました・・・。それに今回はグループで発表資料を作ることになっていたので、大変でした。それぞれの人に予定がある。仕方ないと言えば仕方ない、でももっと良いと思うものを作ろう、考えようとすることもできた。今回は時間との戦い、共同実験者との密な連絡・議論の不足、がありました。
 何かを生み出す時、個人ではアイデアの限界がある。人が多ければその分アイデアも多くなる。でもそれをまとめるのに時間が要る。まして最近初めて話した人もいたので、なかなか情報伝達が上手くいかない。難しい所です・・・。

 何はともあれ、発表の資料も一応完成しました。さぁ、戦の始まりです。決戦の場所は今回の実験担当の教授の部屋です。んっ?教授が電話をしている・・・。どうやら研究生への電話のようです。
 「今から3回生の実験のプレゼンがあるんだけど、来れるか?嫌らしい質問をしていじめてやってくれ。」
 な、なんてことを・・・。精神的重圧が押し寄せる・・・、このスリルがたまらない・・・。
 今回は2回目の発表なので前回ほど緊張はしませんでした。発表資料は私がメインで作ったので私が発表することになりました。前回の教訓を生かして、アニメーションを駆使しながらインパクトのある分かり易い資料作りを心掛けました。まず最初は恒例の笑顔から・・・。くっ・・・、やっぱりちょっと詰まってしまう・・・。何を言えばいいかが分からなくなってしまいます・・・。まだまだ発表の予行演習の時間も足りなかったようです。でも何とか最後まで到着!
 質疑応答で教授がデータを視覚化した図の説明を加えて下さいました。やっぱり教授はすごい、長年研究をしておられるので私が気付きもしなかった部分を分かり易く説明してくださいました。なるほど、と感心しっ放しでした。どうやら私は少し的を外してというか、図の意味を十分に分かっていないまま発表していたようです。今回も色々と学ぶことができました。
 何だか発表の時間が楽しくなってきました。発表直前は緊張して嫌だなと思うのですが、色んな人の考えを聞くことができるのでとても有意義な時間になっていると思います。そして発表が終わった後の達成感もなかなかの味です。

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